reichasm’s blog

なで肩からずり落ちるトート

正しく恐れるということ

そこまでニュースを見る方ではないのだが、自然と耳に入ってくる東京の新規感染者数。

直感的に嫌な匂いがしたので、見ないようにしていた。

センセーショナルすぎてか、触れる気にならなかった。

都内新規感染200人という数字が多いのか少ないのか分からない。分母は?比較対象は?

いろんな人が騒ぎ始めたから、ブレーキを踏んだ。落ち着こう。

 

メディアの最重要目的は視聴数を稼ぐことのような気がしてならない。あと印象操作?(政治がらみのことはあまり知らんけど)

だとすると、メディアからすれば報道内容が新規感染者数だろうが、不倫の相手数だろうが大差ない。注目されさえすればいいのだから。

ではこの数字には何の意味もないのだろう。

しかし、メディアがきちんと意味ある形で事実を届けようとした場合、どれほど複雑なグラフと数字になるのか。そうなると自分だって理解できる自信がないし(がんばりますが)、時間的に説明し切れるのか。受け手のリテラシーってやつですかね。

 

でもわかりやすい至上主義って罪じゃないですかね。分かりやすいことだけが正しい事じゃないはずだ。自分が理解できる文脈だけで世界は成り立ってないはずだ。

自戒も込めてだが、正しく恐れて、次の行動を決めようと思う。